説明できますか?意外と知らない震度とマグニチュードについて

投稿者: | 2017 年 4 月 25 日

地震のニュースの時に必ず出てくるワードが震度とマグニチュード

 

「どちらも地震の大きさを表すの?」「違いは何?」

「震度は何段階?マグニチュードは?」

「値が変わればどれくらい被害が変わるの?」

といった疑問をよく聞きます。

 

なんとなくわかっているようで、わからない方も多いのではないでしょうか。

しかし理解していないと震災時に正しい判断ができなくなる重要ワードです。

今回のブログでは震度とマグニチュードについて説明します。

 

震度

震度について

震度とは

震度は、「地震の揺れの大きさ」を表します。

地表で感じる揺れの強さを気象庁や各自治体の観測点で、計測震度計により観測してから発表されます。正確には「震度階」あるいは「震度階級」といいます。

気象庁の震度階は0から7まであり、5と6はそれぞれ強と弱に分けられるので、全部で10段階です。

震度階級の解説

震度0 人は揺れを感じない
震度1

屋内で静かにしている人の中には、揺れをわずかに感じる人がいる

震度2 屋内で静かにしている人の大半が、揺れを感じる
震度3 屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる
震度4 ほとんどの人が驚く電灯などのつり下げ者は大きく揺れる
震度5弱

・大半の人が恐怖を感じる 

・棚にある食器類や本が落ちることがある

震度5強

・物につかまらないと歩くことが難しい 

・棚にある食器類や本で落ちるものが多くなる

震度6弱

・立っていることが困難になる

・固定していない家具の大半が移動し、倒れるものもある

震度6強

・はわないと動くことができない。飛ばされることもある

・大きな地割れが生じたり、大規模な地滑りや山体の崩壊が発生することがある

震度7

・耐震性の高い木造建築物でもまれに傾くことがある

・耐震性の低い鉄筋コンクリート造の建物では倒れるものが多くなる

 (気象庁 気象庁震度階級関連解説表より引用)

地震のニュースになれているせいか、「震度4ならまだ大丈夫」と思いがちですが、揺れの大きさを知ると震度4でも油断はできません。

また震度は観測点によって大きさが変わってきます。ですので、同じ地震でも場所によって被害状況が変わります。

マグニチュード

マグニチュードとは

マグニチュードとは

マグニチュード(Magnitude)は、「地震の規模」を表します。

頭文字をとってMと表記します。

地震のマグニチュードにもいろんな種類がありますが、今回は省略します。

マグニチュードは地震の規模そのものを表すため、震度と違いどの地点においても同じ値になります。

マグニチュードには

logE=11.8+1.5M

という関係式があります。

この難しい式は、マグニチュードが1.0あがると、エネルギーは約30倍になることを表します。

例えば、M6とM7を比べるとその威力は約30倍になり、M8と比べると威力は約1000倍にもなります。

 

近年の地震の震度とマグニチュード

2011年 東日本大震災 最大震度 7
マグニチュード 9.0
2016年 熊本地震 最大震度 7
マグニチュード 7.3
2016年 鳥取県中部地震 最大震度6弱
マグニチュード 6.6


一般的にM7.8以上の地震を巨大地震といいます。

2011年に発生した東北地方太平洋沖地震はM9.0と日本で近代的な地震観測が始まってからは最大の超巨大地震でした。歴史的にも最大規模の海溝型地震だったと考えられます。

 

震度とマグニチュードまとめ

震度とマグニチュードの違い

震度とマグニチュードの違い

  • 震度は「揺れの大きさ」である
  • マグニチュードは「地震の規模」である

ということは理解していただけたでしょうか?

  • 震度ごとの揺れの大きさ
  • マグニチュードが1.0あがると、エネルギーは30倍になる

上記の内容も覚えて、震災発生時の情報の判断に役立て下さい。

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA