備蓄啓発ワークショップ
開催日:2017/9/2~3
渋谷区総合防災訓練SHIBUYA BOSAI FES2017の会場にて
災害時のトイレのワークショップを実施しました。
ワークショップタイトル 「学ぼう災害時のトイレ」
家庭備蓄の啓発、災害時のトイレ問題からトイレの必要性、 簡易トイレの仕組み、
トイレ備蓄について一連の流れで学習型体験ワークショップを実施。
多くのイベント参加者様にご来場いただきました。
- ご家庭で必要になる備蓄を「日常備蓄」「災害備蓄」とで最低限必要な5点をご紹介
- 来場して頂いたお客様に簡易トイレを実際に使用して頂きました
- 凝固のスピード、凝固後の触り心地など 見て触って簡易トイレを体験していただきました
ワークショップで利用した資料
1)これだけは備えたい!「ご家庭の備蓄品 TOP 5」
日常備蓄
ローリングストック:
食料品や生活必需品を災害時に備えて少し多めに用意しておくこと
災害への備え
備蓄品
毎日の生活では使わないが、災害時には必要になるもの
災害の備えで1番大事な災害用簡易トイレについて学ぼう!
2)どうしてトイレが使えなくなるの?
大きな災害が発生すると
このようにいつも使っているトイレが使えなくなる可能性があります。
だからこそ、災害時のトイレ問題に備えよう!
3)どんな災害でトイレが使えないの?
※出典:災害写真データベース
4)災害用簡易トイレを備えよう
災害用簡易トイレはどれくらい必要?
【トイレ備蓄の計算式】
家族の人数 × 約5回(1日の目安、トイレの回数) × 3日以上
どんなものがいいの?
抗菌・消臭・長期保管性に優れたものを選びましょう!
『抗菌』
食中毒などの感染症の原因となる大腸菌など、
雑菌類の繁殖を防ぐために抗菌効果があるもの。
『消臭』
イヤなにおいが広がるのを防ぐために消臭効果のあるもの。
『長期保管』
いざ使用するときに「保存期間が切れてる!」
といったことがないように、長期保存できるもの。
5)知っておこう!トイレの大切さ
災害時に気をつけたいこと
トイレに行く回数を減らすために、飲むこと・食べることをがまんすると、
脱水症状や体力、免疫力の低下が起こり体調が悪くなってしまいます。
災害時でもトイレをがまんしないことが
大切です。
ワークショップ担当より一言
今回、メーカーとして学習体験型ワークショップセミナーを初めて開催することとなりました。
災害時のトイレ問題や準備、重要性について 大変熱心に説明に耳を傾けていただき、一緒に学べたかと思います。また、今回のワークショップでトイレの重要性をご理解いただき皆さまの『防災』のきっかけになれば幸いです。
今後も災害時のトイレについて伝えていきたいと思います。
セミナー担当 防災士
まいにち株式会社 木伏雄亮
防災士登録No.127864