断水時のタンク式トイレは流せるの?誤った流し方は危険!

地震や台風などの災害で断水した場合、職場や自宅のトイレはどのように処理すればよいでしょうか?
トイレは私たちの生活で欠かせないものです。断水時には別に用意しておいた水を使ってトイレを流そうという意見も多いです。タンク式のトイレを使用する人が多いと思いますが、このタンク式には、断水時の使用方法に注意しておくべき点があります。ここでは、断水時のタンク式トイレの使用方法について解説します。

トイレに水を流してはいけない場合がある

排水管や下水道が破損している場合は、トイレに水を流してはいけません。破損が考えられる原因としては、以下が挙げられます。

  • 道路内の下水道の破損
  • 液状化によるマンホールの浮き上がり
  • 建物や敷地内の排水管の破損・つまり

見た目で破損しているか分からない場合でも、流すときに流れ方がいつもと異なる時や自治体から「流さないように」と広報があった際には、トイレに水を流さないようにしましょう。流せないのに無理に流してしまうと、パイプが詰まったり、汚水が溢れ復旧に時間がかかることや、修理費用が高くなることも想定されます。

災害用トイレを使うのがおすすめ

排水管や下水道が破損してしまっている場合には、災害用トイレが便利です。洋式トイレの便座に、袋をかぶせ、凝固剤を使ってトイレを処理します。
既存の便器を使うことができるから、わざわざ外でトイレを探す必要がありません。また、被災が酷い地域などでは、水道が復旧するのに時間がかかる事もあります。給水される水は貴重なので、飲料水として確保しておき、トイレは水を使わずに処理できる災害用トイレをあらかじめ備蓄しておくと重宝します。

おすすめのマイレット災害用トイレ

マイレット S-100

B5サイズに100回分のトイレ処理セットが収まっているので、コンパクト設計。
省スペース仕様で備蓄スペースを有効活用いただけます。

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マイレット S-500

大容量、500回分のトイレ処理セットが一箱に収まっています。

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マイレット P-300

配布しやすい小分けパック。
1パックに5回分のトイレ処理セット入り。

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トイレに水を流してよい場合、タンク式トイレの流し方とは?

「バケツなどに水を入れて便器に流す」という声がある一方で、「タンクに直接水を入れて普通に流す」という声も上がっています。

バケツ等で水を直接流し込みましょう

断水時には、タンクへ水を補充するのではなく、バケツ1杯の水を直接便器へ勢いよく流し込むようにして流すことが推奨されています。
ただし、1回では流し切れないため、その後3~4リットルの水を流しましょう。
排水管の途中で汚物が停滞することを防ぐために、2~3回に1度は多めの水を流すこともポイントです。なお、バケツから水を流し込む際、水飛びに注意してください。雑菌繁殖の恐れがあるため、床に新聞紙や雑巾を敷いておき、取り替えるようにしましょう。
詳細は、ご利用のトイレメーカーの案内をご確認ください。

お風呂の残り水を流すのは危険です

お風呂の残り水をトイレに流してしまうと、髪の毛やゴミがタンクの部品に詰まる恐れがあります。地震直後に浴槽へ貯めていた水であったとしても、髪の毛が微量に残っている場合があります。そのため、お風呂の残り水をトイレに使用するのは控えましょう。

まとめ

  • 災害で断水が発生した時は、トイレの水を流してはいけない場合がある
  • 災害用トイレを準備しておき、水を流してはいけない時に使用する
  • 断水時かつ、トイレの水を流してもよい時は、バケツで便器に直接水を流し込み、2~3回に1度は多めの水を流す
  • お風呂の残り水をトイレに流すのは詰まりの恐れがあるので控える

自然災害はいつ起こるか分かりません。断水による二次被害を減らすためにも、災害用トイレを備えておくことをおすすめします。


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第9回「震災対策技術展」大阪
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第9回「震災対策技術展」大阪

ー自然災害対策技術展ー
URL: https://shinsaiexpo.com/osaka/

【会期】
2022年6月15日(水)〜16日(木)
10:00〜17:00

【会場】
マイドームおおさか
アクセス:https://www.mydome.jp/mydomeosaka/access/

【ブースNo】
101

【出展企業名】
まいにち(株)

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「震災対策技術展」大阪では、感染症対策の一環として、事前登録制を採用しています。
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アートトワレ 催事販売のお知らせ

<催事名>
花のある暮らしマルシェ

<会期>
2022年5月25日(水)~5月31日(火)
※最終日5月31日(火)は、当会場のみ午後4時にて閉場いたします。

<会場>
西武池袋本店 7階(南)=催事場

<アクセス>
西武池袋本店:東京都豊島区南池袋1-28-1
https://www.sogo-seibu.jp/ikebukuro/access_info/

<催事公式Instagram>
https://www.instagram.com/hananoarukurashi.marche/

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第16回 オフィス防災EXPO 春(東京)

総務・人事・経理 Week内開催
URL:https://www.office-expo.jp/ja-jp.html

【会期】
2022年5月11日(水)~13日(金)
10:00~18:00(最終日のみ17:00終了)

【会場】
東京ビッグサイト 東展示棟
アクセス:https://www.bigsight.jp/visitor/access/

【ブースNo】
26-41

【出展企業名】
まいにち(株)

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登山中にトイレにいきたくなったらどうする?

老若男女問わず人気の趣味である登山。何より美しい自然を楽しめることが登山の醍醐味でもありますが、自然だからこそ困ることもあります。その最大の問題とは「トイレ」です。
トイレ設備が付いている山もありますが、入り口や休憩所にあることが多く、頂上付近や足場の悪い所にはトイレがないこともあります。
では、もしトイレがない山の中でトイレに行きたくなったらどうすればよいのでしょうか?ここでは、登山で使えるマイレットの携帯トイレを紹介します。

登山におけるトイレマナーとは?

山や登山ルートによっても異なりますが、トイレに行く際は公衆トイレや休憩所にあるトイレを利用したり、携帯トイレブースで持参した携帯トイレを使います。
季節によっては封鎖されるトイレや、一般の水洗トイレとは違う使い方をするトイレ、有料のトイレもあります。事前に登る山のトイレ情報を確認し、必要な物を用意しましょう。

携帯トイレと目隠しできるポンチョなどのアイテムは必ず持参する

登山には「携帯トイレ」を必ず持参しましょう。携帯トイレブースでの使用はもちろんの事、登山中にトイレがない場所で急にもよおした時に役立ちます。
外で用を足すのは抵抗があるかもしれませんが、背に腹は代えられません。最悪の事態になる前に、携帯トイレを利用しましょう。
両手が空いて楽になる「紐を通したトイレットペーパー」や、用を足しているときの目隠しになる「ポンチョ」などのアイテムもおすすめです。

使用済み携帯トイレやペーパーは必ず持ち帰る

登山において、使用済みの排せつ物の入った携帯トイレやトイレットペーパーが山に捨てられるということが問題視されています。自然を壊さないためにも、携帯トイレに使用したものは全て持ち帰るのがマナーです。
持ち帰った携帯トイレは地域のルールに従って破棄します。皆が気持ちよく登山ができるよう、ひとりひとりがきちんとルールを守ることが大切です。

登山で使えるマイレットの携帯トイレ

マイレットの使い方

  1. 排便袋(黒い袋)を便座などにセットして、用を足します。
  2. 用を足した後に凝固剤を振りかけて固めます。
  3. 排便袋をしっかり結び、可燃ごみとして処分します(※地域のルールに従ってください)

mini-2α

  • 2回分の携帯トイレ、目かくしポンチョとミニ便器付き。
  • 内容物
    • 抗菌性凝固剤(7g)×2袋
    • 排便袋(PE製黒)×2袋
    • ポケットティッシュ×1個
    • ミニ便器×1個
    • 目かくしトイレポンチョ×1個
  • サイズ:約W135×D15×H175mm(ヘッダー部分は除く)
  • 重量:約180g

個人のお客様のmini-2αのご購入はコチラから

法人のお客様はコチラから

CAR-NI

  • コンパクトな5回分の携帯トイレと衛生用品セット。
  • 内容物
    • トイレ処理セット マイレット(5回分)×1個
    • ウェットティッシュ×1個
    • 目隠しマイポンチョ×1個
    • 使い捨てマスク×3枚
    • ポケットティッシュ×2個
  • サイズ:約W215mm×D125mm×H60mm
  • 重量:約350g

個人のお客様のご購入はコチラから

法人のお客様はコチラから

アウトドアmini-10

  • 10回分のトイレ処理セットとミニ便器。
  • 内容物
    • 抗菌性凝固剤(7g)×10袋
    • 排便袋(PE製黒)×10袋
    • 持ち運び袋(PE製白)×10袋
    • ポケットティッシュ×2個
    • ミニ便器×1個
  • サイズ:約W135×D50×H180mm
  • 重量:約340g

個人のお客様のご購入はコチラから

法人のお客様はコチラから

まとめ

登山では、トイレに行きたい!と思ったときにトイレがないことがあります。ですが、トイレに行かないように水分を控えるのは絶対に止めましょう。脱水になり体調を崩す可能性もあるので、こまめな水分補給は必要です。
いつトイレに行きたくなっても困らないように、登山には携帯トイレを持参しておくのがベストです。


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