災害のときトイレの実態。トイレ問題について解説

災害時のトイレ問題とは?
実はアンケートで災害時困ったことランキング1位なんです

災害が起きた瞬間は命を守ることを優先しなければいけませんが、その後の生活ではトイレ問題が重要です。水や食糧の問題のほうが深刻だと思うかもしれませんが、実際に大きな災害に遭った人を対象として災害時に困ったことのアンケートを集計すると、ランキング1位が災害時のトイレ問題でした。

平成30年7月豪雨に関するアンケート調査
(https://www.prdesse.com/posts/view/16955)

なぜ、それほどまでに災害時のトイレ問題を真剣に考えなければいけないのかというと、食事は少なかったり回数を減らしても気力で我慢する事ができます。しかし、排泄は、大便・小便どちらにしても限界が存在します。どれほど我慢しても、最終的には排泄は避けることが出来ません。しかも、排泄物というのは悪臭を放ちますし不衛生な代物です。日常であれば、トイレで用を済ませてレバーやボタンを操作すれば、排泄物は流れてみえなくなります。しかし、災害時は水道管に問題があったり、マンションやビルでは停電が起きれば水は流れません。

たとえ、家の近所にある避難所で過ごすとしても、同様に水道が使えるかはわかりませんし、大勢の人が避難していれば混雑するでしょう。

なので、基本的に災害時にはトイレが使えないという前提でいたほうがいいでしょう。では。災害時のトイレ問題はどうするべきかというと、解決するグッズが販売されています。それを備蓄しておけば、いざという時に助かります。

法人様のトイレ備蓄のお問い合わせ、
仕入れの相談・お見積もりは
コチラのフォームからお気軽に連絡ください。

個人のお客様はマイレットショップをご利用ください。

災害時のトイレ、どうする?
まずは携帯トイレを購入することからはじめましょう

災害時に困るトイレ問題を解決するためには、日頃から携帯トイレを用意しておくことが一番の解決方法です。携帯トイレというのは断水などで使えないトイレの便器に設置する使い捨ての袋と排泄物を固める凝固剤のことです。使い捨ての袋の中に排泄をすれば便器が汚れることはなく、水がなくても処理が出来ます。ただ、排泄物を入れたあとに何かに引っ掛けて袋が破けてしまうと、中身が漏れ出る恐れがあります。そこで水分に反応して凝固する薬剤を入れておくことが一般的です。

携帯トイレは使わないときは袋を畳んで収納しておけばいいので、場所を取ることはありません。

人が1日にトイレに行く平均回数は5回です。この回数に人数と使う日数をかけた分だけ用意する必要があります。日数については、まずは3日分、可能なら1週間以上は備えたほうがよいです。

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災害時のトイレ種類は、断水直後の携帯トイレ、避難所での仮設トイレに分けられる

災害時に使えるトイレは、断水直後に使える携帯トイレか、避難所での仮設トイレが選択肢になります。携帯トイレを購入しておけば、ひとまずはトイレの心配をせずに済みます。でも、非常時は緊張により、頻繁に便意を催すこともあります。そのために、想定していたよりも早くに携帯トイレがなくなってしまう可能性も否定できません。

避難所の仮設トイレの方は、屋外でも簡単に設置できる組み立て式のトイレですが、実際に設置されるまでに時間がかかることもあります。また、洋式便器ではなく和式便器が設置されているときには、足腰が弱い方や障がいを持っている方は利用しにくいということも問題です。過去に起きた震災では東北地方の冬は気温が著しく下がるため、屋外に設置されたトイレに行くことが難しくなったという事例もあります。あと、仮設トイレで排泄されたものは、バキュームカーで汲み取らなければ限界に達します。もし、十分な数のバキュームカーを用意できなければ仮設トイレが使えなくなる恐れがあります。

携帯トイレにしても仮設トイレにしても、ある程度は災害時のトイレを問題を解決できますが、欠点もあることを理解しておくべきです。万全を期したいのであれば、携帯トイレの備蓄を増やしておくといった備えが必要です。

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マンホールトイレは下水道が正常である前提のため使えるかどうか分からない

災害時で使えるトイレの中には、マンホールトイレというものがあります。これは避難場所の近くにあるマンホールの真上に仮設トイレを設置したり、下水管に排水管を接続した仮設トイレを並べていくやり方です。排泄物はそのまま下水管に流されるので、バキュームカーでの汲み取りは必要なくなります。簡単に設置することができ、水を節約できることから災害時でも使いやすいトイレです。人々が近い距離で過ごす避難生活では、いかに衛生的に暮らせるかが重要です。マンホールトイレは、大勢の人が出した排泄物を手軽に処理できる仕組みがあり、衛生面で非常に優れています。

しかしながら、このマンホールトイレが使えるのは、下水道が平常時と同じく正常に流れているということを前提としています。もし、地震で下水道に大きなダメージが及んでいたときには、マンホールトイレで流した排泄物が、途中で漏れ出てしまいます。災害が起きてから時間が経過していないときでは、地中の様子まで正確に調べることは難しいので本当に使えるのかは判断が難しいところです。下水道に何らかの問題が起きているときのことを想定して、マンホールトイレには排泄物を常に下水道に流すのではなく貯め込んで必要な時に汲み取りができる仕組みのものもあります。

携帯トイレの中でも性能が優れたものを選ぼう

災害時のことを考えると携帯トイレの備蓄は避けて通ることが出来ません。購入をするときには、様々な製品があるなかで、使い勝手の良いものを選ぶ必要があります。携帯トイレにおける使い勝手の良さというと、袋であることはどこの製品でも同じですから、違いが出てくるとすれば凝固剤です。凝固剤は排泄が終わった後に粉末を入れるものもあればシートを入れておくものもあります。シートタイプは最初から設置されているところに用を足すだけですから簡単ですが、量が多いと吸収しきれません。確実に水分を固めたいならば粉末の凝固剤のほうが最適です。

また、災害時は排泄物を入れた袋を何日間保管するのかはわかりません。道路が復旧しなければ、ゴミの回収もできないので長期間の保管をすることもあります。優れた性能の携帯トイレであることが理想的です。

災害用トイレ処理セット「マイレット」のご紹介

備蓄に最適

職場やご自宅の備えにおすすめのマイレット定番品をご紹介します。

mini-10

トイレ処理セット10回分
商品詳細ページはコチラから

S-100

トイレ処理セット100回分
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トイレ処理セット500回分
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トイレ処理セット5回分×60個
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持ち運びに最適

持ち出し袋やレジャーのお供におすすめのマイレット携帯トイレをご紹介します。

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トイレ処理セット1回分
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トイレ処理セット2回分
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お問い合わせ・お見積もり・ご購入について

法人様のお問い合わせ・仕入れのご相談・お見積もりは「マイレット公式サイト お見積もり・お問い合わせ」フォームからお気軽に連絡ください。

個人のお客様の商品ご購入、お問い合わせはマイレットショップをご利用ください。

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トイレと一緒にトイレットペーパーも備蓄しましょう。

前回のブログ記事(企業防災カテゴリー/BCP(事業継続計画)の必需品、「備蓄トイレ」ではトイレの備蓄について紹介しました。
今回はトイレットペーパーの備蓄について紹介します。

トイレットペーパーの備蓄が必要な3つの理由。

日用品の備蓄で、トイレットペーパーは備えていますか?
経済産業省ではトイレットペーパーの備蓄を推進しています。

  1. 阪神・淡路大震災において、被災者が最も困ったのは食料でも衣服でもなくトイレ不足。
  2. 東日本大震災では、被災地のみならず全国的にトイレットペーパー不足が発生。
  3. トイレットペーパーの約4割は静岡県で生産。→東海地震等が起こると深刻な供給不足となるおそれ。

出典:経済産業省ウェブサイト
(https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/paper_consumergoods/sozai28.pdf)

災害用トイレがあっても、トイレットペーパーがなければトイレは使えません。
トイレを備蓄するときは一緒にトイレットペーパーも用意しましょう。
芯なし、長尺トイレットペーパーだと省スペース化が図れます。
弊社では備蓄用長尺トイレットペーパーをご用意しています。
真空パックによる耐水化、長期保管が可能で、再生紙100%の日本製です。
マイレットと合わせていかがでしょうか?

商品情報

長尺トイレットペーパーに真空パック加工を施し、耐水ケースに入れてお届けします。
  • マイロール 255
  • 長尺トイレットペーパー:30個
  • サイズ:約W620×D375×H260mm
  • 重量:約14kg
  • 保存期間:約10年

1ロール
シングル巻、芯なし、1ロール255m
サイズ:約W107×直径120×芯径36mm
重量:約440g

特徴1
通常の60mシングル巻のトイレットペーパーと比べるとロールの幅はほぼ同じなのに長さは約4倍。

特徴2
備蓄スペースの節約

<500人分の備蓄に必要な量>
500人×5回(1人1日あたりのトイレ回数)×1m(トイレ1回あたりのペーパー使用量)×3日=7,500m

一般的なトイレットペーパー(60m巻) 125個
マイロール255(255m巻) 30個

特徴3
耐水・耐湿、長期保存が可能。

トイレットペーパーをアルミフィルムで真空パックするので、水や湿気に強く、長期10年保存が可能です。
長期保管の問題(箱潰れやカビなど)から中身を守る耐水・耐湿ケースに入れてお届けします。


トイレの備蓄でお困りの防災ご担当者様、お気軽にご相談下さい。
マイレットのメーカー、まいにち株式会社では
専門のスタッフ(防災士)がご対応致します。
以下のお問合せフォームよりご連絡下さい。

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マイレット公式サイト 「マイレットとは?」
https://mylet.jp/about_mylet.html


災害用トイレについて、さらに詳しく知る
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マイレット公式サイト 「 納入実績 」
https://mylet.jp/delivery_record.html


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公式通販サイト「マイレットショップ」
https://shop.mylet.jp/




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