エレベーターの閉じ込め対策に、EVキャビネットチェア

平成30年6月18日に発生した大阪北部地震(最大震度6弱)では、近畿2府3県で346台のエレベーターで閉じ込めが発生しました。

引用)
国土交通省/大阪府北部を震源とする地震によるエレベーターの被害状況の分析と対策の実施状況について
http://www.mlit.go.jp/common/001293499.pdf
表1 大阪北部地震におけるエレベーターの被害概要

閉じ込めが発生した建物の内訳では、住宅が最も多く、次いで事務所、商業施設でした。

引用)
国土交通省/大阪府北部を震源とする地震によるエレベーターの被害状況の分析と対策の実施状況について
http://www.mlit.go.jp/common/001293499.pdf
図4 閉じ込めが発生したエレベーターの設置建物用途別台数(N=346)

閉じ込めから救出に要した時間について。
大半(約87%)は3時間以内に救出されましたが、最大で5時間半を要しました。

引用)
国土交通省/大阪府北部を震源とする地震によるエレベーターの被害状況の分析と対策の実施状況について
http://www.mlit.go.jp/common/001293499.pdf
図10 閉じ込め救出までに要した時間

地震による被害を受け、エレベーターの地震対策について国土交通省は以下のような通知を出しています。

防災キャビネットの設置

大阪北部地震では、閉じ込めの救出に最大5時間半を要しており、特に首都直下地震ではそれを上回る時間を要するおそれがあります。

閉じ込めが発生し、救出までに長時間を要する場合、閉じ込められた方が健康状態を損なうことなく救出を待つことができるようにするためには、エレベーターのかご内に、簡易トイレや非常用飲料水等を備蓄した防災キャビネットを設置することが有効であると考えられます。


【通知】エレベーターの地震対策の実施について(建物所有者・管理者の方へ)(平成31年4月2日)/国土交通省
http://www.mlit.go.jp/common/001284283.pdf


弊社では、災害用トイレの「マイレット」とセットになったエレベーター用防災キャビネットのご用意があります。

【商品名】
EVキャビネットチェア

【仕様】
座面バリエーション(レザークッション・天然木)
カラーバリエーション(ライトゴールド・ブラウン・ベージュ)
サイズ(W300×D300×H500)
重量(約9.8kg)

【付属品】
マイレットmini-10(トイレ処理セット10回分)
耐震用吸収マット(設置用)
開封確認ラベル(2枚)

商品の特徴

普段はエレベーター内の椅子や物置としてご使用いただけます。

非常時には座面シートを取り外し、付属のトイレ用品を使って、非常用トイレとして利用できます。
収納ボックスはエレベーター内に固定設置しますが、トイレボックスはカンタンに取り外しできます。
収納ボックスの固定は「耐震用接着マット(付属品)による貼り付け固定」もしくは「ビス(別途)固定」からお選び頂けます。

注意事項

  • 耐震用接着マットによる貼り付け固定をされる際には、収納ボックスをしっかりと固定する為に、壁面養生材や床面(マット・カーペットなど)に切り込み加工が必要となります。事前に所有者から「切り込み許可」を取得した上で切り込み加工を行って設置してください。
  • ビス固定される際には、設置するエレベーターに合ったビスを別途ご用意いただき設置してください。

非常時以外に使用されたかどうかが一目でわかるイタズラ防止機能付き開閉ボタン付き。
収納ボックスのボタン部分は蓄光掲示するので停電となった状態でも位置がわかるようになっています。

※収納品に関して
トイレ処理セット マイレットmini-10が標準で付属しています。
その他の収納品に関してはご相談下さい。

詳しくは商品詳細ページをご覧ください。
マイレット公式サイト: EVキャビネットチェア

マイレットに関するお問合せ、トイレの備蓄のご相談は
マイレット公式サイト お見積り・お問合せ」メールフォームより
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